Sophos Anti-Virus for Linux リリースノート

バージョン番号

Sophos Anti-Virus 7.6.7
脅威検出エンジン 3.47.1
脅威データ 4.93、2013年 9月
注: 2013年8月の Sophos Anti-Virus のリリースは行われませんでした。

追加された機能

Sophos Anti-Virus for Linux 7 の過去 4か月のリリースに含まれる新機能および更新された機能は以下のとおりです。

これらのリリースで修正された問題点の一覧は、修正された問題点および既存の問題点を参照してください。

このリリースに追加された機能

  • 脅威検出エンジンおよび脅威データが更新されました。

7.6.5 (2013年 7月) に追加された機能

  • 脅威検出エンジンおよび脅威データが更新されました。

7.6.4 (2013年 6月) に追加された機能

  • 脅威データが更新されました。

修正された問題点および既存の問題点

Sophos Anti-Virus の過去 4か月のリリースで修正された問題点および今回のリリース時での既存の問題点は以下のとおりです。

既存の問題点を表示する

既存の問題点

ID 説明
DEF75307 Talpa のバイナリパックが利用できないとインストーラにエラーが表示される。

一部のディストリビューションで、オンアクセス検索を無効に設定して Sophos Anti-Virus をインストールすると、Talpa のバイナリパックが利用できない場合、インストーラにエラーが表示されます。この問題を回避するには、オンアクセス検索を有効にして Sophos Anti-Virus をインストールしてください。

DEF74349 ファイルが隔離されたことが Enterprise Console で表示されない。

Sophos Enterprise Console で管理対象の Sophos Anti-Virus にて、オンデマンド検索でファイルが隔離された場合、ファイルが隔離されたことが savlog には表示されますが、Enterprise Console の「実行したアクション」欄には何も表示されません。

DEF74393 ファイルが駆除されたことが syslog に表示されない。

オンアクセス検索でファイルが駆除された場合、ファイルが駆除されたことが savlog には表示されますが、syslog のエントリで「ファイルは駆除されました。」と表示されません。

SUG67351 Red Hat Enterprise Linux バージョン 6 (64ビット版) へのインストールに失敗する。

Red Hat Enterprise Linux バージョン 6 (64ビット版) 環境では、Sophos Anti-Virus をインストールするには、次のパッケージをインストールする必要があります。

  • glibc-2.11.1-1.i686
  • nss-softokn-freebl i686 3.12.4-10.fc12
WKI67300 Red Hat Enterprise Linux バージョン 6 で、デスクトップ・ポップアップ警告が表示されない。

32ビット版環境でこの問題を修正するには、Red Hat インストール DVD にある次のパッケージから libXpm をインストールしてください。

  • libXpm-3.5.8-2.el6.i686.rpm

64ビット版環境でこの問題を修正するには、Red Hat インストール DVD にある次のパッケージから libXau、libxcb、libX11、および libXpm をインストールしてください。

  • libXau-1.0.5-1.el6.i686.rpm
  • libxcb-1.5-1.el6.i686.rpm
  • libX11-1.3-2.el6.i686.rpm
  • libXpm-3.5.8-2.el6.i686.rpm

これらのパッケージはデスクトップ・ポップアップ警告機能の動作に必要ですが、Red Hat ではデフォルトでインストールされません。

DEF19553 「set」オペレータを付けないとパラメータが設定されない。

savconfig コマンドを使ってパラメータの値を設定するには、「set」オペレータを付ける必要があります。たとえば、次のように入力してください。

/opt/sophos-av/bin/savconfig set ScanArchives enabled>
DEF18916 Red Hat Enterprise Linux バージョン 5 (64ビット版) で、デスクトップ・ポップアップ警告が表示されない。

この問題を修正するには、Red Hat インストール DVD にある次のパッケージから libXpm をインストールしてください。

  • libXpm-3.5.5-3.i386.rpm

このパッケージはデスクトップ・ポップアップ警告機能の動作に必要ですが、Red Hat ではデフォルトでインストールされません。

CR24512 Red Hat 2.1 で日本語の使用許諾書が正しく表示されない。

more ユーティリティの機能の制限により、ja_JP.eucJP エンコードを使用している Red Hat 2.1 コンピュータで、日本語のエンドユーザー使用許諾契約書が正しく表示されません。このような場合、使用許諾契約書は英語で表示されます。この契約書はソフォスの Web サイトからもご覧いただけます。

www.sophos.com/ja-jp/legal/sophos-end-user-license-agreement.aspx

CR26892 RPM 形式のパッケージを使用してインストールを行う場合、オンデマンド検索を実行するには新規セッションを開始する必要がある。

mkinstpkg.sh で作成した RPM 形式のパッケージを使用してインストールを行った場合は、オンデマンド検索 (savscan) を実行する前に、新規セッションを開始する必要があります。

CR23881 ファイルタイプを基にしたパラメータが最新バージョンの libmagic で動作しない。

ファイルタイプを基にした環境設定パラメータは、Ubuntu 6.10、SUSE Enterprise 10 および SUSE 10.2 以降など、最新バージョンである libmagic 4.17 を使うディストリビューションでは動作しません。ファイルタイプを基にしたパラメータは次のとおりです。

  • ExcludeFilesLike
  • AllowIfCorrupt
  • AllowIfEncrypted
  • AllowIfMultiVolumeArchive
  • ExcludeFileOnType
DEF11871 Asianux でサポートされていないロケールを使用すると、デスクトップ・ポップアップ警告が正しく表示されない。

日本語環境の Asianux では、サポートされていないロケール (zh_CN.UTF-8: 繁体中国語および韓国語) のデスクトップ・ポップアップ警告は、該当する英語のテキストでなく、識別子で表示されます。(例: VIRUS_FOUND_IN_FILE_ACCESS_DENIED)

追加情報

以下の問題点の説明には括弧書きで ID 番号が記されているものがあります。これらの問題点に関して、ソフォス テクニカルサポートにお問い合わせの際は、該当する ID 番号をお伝えください。

  • Sophos Anti-Virus および PureMessage for UNIX

    Sophos PureMessage for UNIX を稼動しているメールサーバーに Sophos Anti-Virus をインストールした場合は、Sophos Anti-Virus で MIME ファイルの検索が無効になっていることを確認してください。これは、Sophos Anti-Virus で MIME ファイルの検索が実行されると、ウイルスを含むファイルに PureMessage がアクセスできなくなることがあるためです。デフォルトで MIME 検索は無効になっています。

  • UTF-8 や ASCII 以外の文字コードで指定されている場所へのインストール

    UTF-8 や ASCII 以外の文字コードを使用して指定したインストール先に Sophos Anti-Virus をインストールすることはできません。

  • UTF-8 または ASCII 以外の文字コードを使用しているコンピュータへのインストール

    UTF-8 や ASCII 以外の文字コードを使用しているコンピュータに、mkisntpkg.sh で作成したパッケージからインストールを行うには、次のようにしてインストールスクリプトを実行してください。

    LANG=C ./sophos-av/install.sh
  • 日本語対応について

    Sophos Anti-Virus は、ja_JP.eucJP または ja_JP.UTF8 環境のコンピュータにインストールすることができます。ja_JP.sjis ロケール (Shift-JIS エンコードの 日本語) のコンピュータにインストールすることはできません。

  • NFS ファイルシステムから Sophos Anti-Virus がインストールされた場合、Sophos Remote Management System が起動しない

    NFS ファイルシステムから Sophos Anti-Virus をインストールすると、Sophos Remote Management System は起動しません。この問題を回避するには、Samba シェアなど別のインストール元を使用してください。

テクニカルサポート

ソフォス製品のテクニカルサポートは、次のような形でご提供しております。

  • 「SophosTalk」ユーザー コミュニティ サイト (英語) (community.sophos.com/) のご利用。さまざまな問題に関する情報を検索できます。
  • ソフォス サポートデータベースのご利用。www.sophos.com/ja-jp/support.aspx
  • 製品ドキュメントのダウンロード。www.sophos.com/ja-jp/support/documentation/
  • メールによるお問い合わせ。ソフォス製品のバージョン番号、OS および適用しているパッチの種類、エラーメッセージの内容などを、support@sophos.co.jp までお送りください。

ご利用条件

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