Sophos Enterprise Manager リリースノート

バージョン番号

Sophos Enterprise Manager 4.7.0
Sophos Update Manager for Windows 1.2.1

重要なお知らせ

  • Sophos Reporting Interface は、Enterprise Manager と併用できません。
  • Enterprise Manager を以前のバージョンの Enterprise Console (例: バージョン 3.1 など) にダウングレードすることはできません。
  • Enterprise ConsoleEnterprise Manager にダウングレードすることはできません。

システム要件

対応する OS と SQL Server のバージョン

オペレーティングシステムの要件と対応する SQL Server のバージョンについては、 次のサイトを参照してください。 http://www.sophos.co.jp/support/knowledgebase/article/113278.html

ハードウェア要件

  • プロセッサ: 2.0GHz Pentium (または同等品)
  • メモリ: 1 GB RAM
  • ディスク空き容量: 1.5GB - SQL Server 2008 Express を除く Enterprise Manager を「すべて」インストールする場合。1.8GB - SQL Server 2008 Express を含めた Enterprise Manager を「すべて」インストールする場合。

    これに加え、ソフォスのサーバーからダウンロードするエンドポイント製品 1つにつき、約 200MB~350 MB の空き容量が必要です。たとえば、Windows 2000 以降、Mac、Linux 版の 3つのセキュリティソフトをダウンロードする場合、「Documents and Settings」に約 700MB の空き容量が必要となります。

データベースの最低容量

最低 1GB のディスク空き容量が必要です。

データベースの最大容量

Microsoft SQL Server 2008 の場合、システム管理者が設定しない限り、データのサイズ制限はありません。

ソフトウェア要件

  • 最低 Internet Explorer 7 以降

Enterprise Manager を管理対象のクライアントと通信させるには、Enterprise Manager がインストールされているコンピュータの 8192 ポートと 8194 ポートを解放します。Sophos Update Manager が、ソフォスのサーバーからセキュリティソフトをダウンロードできるようにするには、Enterprise Manager がインストールされているコンピュータの 80 ポートを開放します。

既存の問題点

インストール

  • (WKI 65133) SUM 自己アップデートのエラー (エラー 4294967295) が発生した後、Windows インストーラでエラー1618 が発生する。SUM の自己アップデートの実行時に、VCRedist または他のプログラムが同時に実行していると、完了するまでに時間がかかるため、このエラーが発生します。回避策: インストールが完了するのを待ってからもう一度やり直してください。
  • (DEF 58819) Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 が原因で、Exchange Web サービスに関連する次のようなコンポーネントの問題が発生することがある。(.NET Framework 3.5 SP1 は Enterprise Manager のインストールに必要なソフトウェアです。Enterprise Console をインストールするときに自動的にインストールされます。)
    • Outlook Web Access
    • Office Communications Server 連携
    • Outlook アドレス帳
    • 不在通知
    この問題を解決するには、マイクロソフト サポート技術情報 959209 (http://support.microsoft.com/kb/959209) より、.NET Framework のアップデート版をインストールしてください。
  • (DEF 56630) インターネット接続が可能な場合、前提条件のソフトウェアとして含まれている Microsoft .NET 3.5 SP1 インストーラが、最新の .NET インストーラを不要な場合でもダウンロードする。これには、時間がかかることがあります。回避策として、インストール中はインターネットアクセスを無効にしてください。
  • (DEF 50935) Enterprise Manager のインストーラで SQL Server Express 2008 SP1 を Windows 7 または Windows 2008 R2 にインストールすると、「InstallShield ウィザードを中断しました」、および「Microsoft SQL Server 2008 Express Edition のインストールに失敗しました。エラーを修正後、Enterprise Manager のセットアップを再起動してください」というメッセージが表示され、インストールに失敗することがある。このエラーは、SQL Server Express 2008 の不具合です。

    回避策として、Enterprise Manager のインストールをもう一度実行してください。詳細についは、http://www.sophos.co.jppport/knowledgebase/article/110615.html を参照してください。

ダウングレード

  • (SUG 71703) Enterprise Console とデータコントロール機能を使用していた場合、Enterprise Console をアンインストールして Enterprise Manager をインストールすると、エンドポイントコンピュータの Sophos Endpoint Security and Control の GUI に機能しないデータコントロール機能のオプションが表示される。

全般

  • (DEF 69950) Sophos Endpoint Security and Control 9.7 がインストール済みのコンピュータで Sophos TDL3 Rootkit Cleanup Tool バージョン 1.1 をアンインストールすると、Sophos Anti-Virus でシステムメモリ検索の実行に失敗し、次のエラーが表示されます。「‘メモリ’の検索中、SAV Interface エラー 0xa0040202 が発生しました。検索に失敗しました。」

    この問題は、ソフォス Web サイトからダウンロード可能な最新バージョン、Sophos TDL3 Rootkit Cleanup Tool バージョン 1.2 以降を使用すれば発生しません。

    問題を回避するには、コンピュータに Sophos Endpoint Security and Control 9.7 をインストールする前に、Sophos TDL3 Rootkit Cleanup Tool 1.1 をすべてアンインストールします。Sophos Endpoint Security and Control が稼働しているコンピュータには、Sophos TDL3 Rootkit Cleanup Tool 1.1 をインストールしないようにしてください。代わりに Sophos TDL3 Rootkit Cleanup Tool 1.2 以降を使用してください。

    この問題が発生した場合は、http://www.sophos.co.jp/support/knowledgebase/article/113403.html を参照してください。

  • (DEF 61278) デフォルトの配布用共有フォルダが SophosUpdate という名前を予約済みである。

    アップグレードマネージャの配布用の共有フォルダを作成する際、SophosUpdate という名称の共有フォルダを追加できません。これは、デフォルトの共有フォルダ用に「SophosUpdate」という名前が予約されているためです。

    回避策として、共有フォルダを新規作成する際は、「Update」など、別の名前を指定してください。

    アップデートポリシーでプライマリやセカンダリのアップデートロケーションを指定する際、ドロップダウンリストでデフォルトの共有パスが NetBIOS 形式のみで表示されます。例: \\Server\SophosUpdate。しかし、場合によっては、\\server.de.acme\SophosUpdate など、完全修飾ドメイン名を使うことが望ましい場合もあります。

    回避策として、サーバーのアップデートパスのフィールドに、パスを完全修飾ドメイン名で入力してください。

  • (DEF 58734) 「Active Directory のインポート」を使用してネットワーク上のコンピュータを検出すると、Enterprise Manager は、同じ名前を持つ複数のコンピュータを識別せず、それらのコンピュータが所属するグループを繰り返し切り替えることがある。これは、異なるドメインやサブドメインに、重複する名称のコンピュータが複数存在する場合に発生することがあります。

    この問題の回避策として、次のいずれかを実行してください。

    • Enterprise Manager でコンピュータの検索を実行する前に、同じ名称のコンピュータすべてで、Sophos RMS (Remote Management System) がインストール済みで、稼働していることを確認します。
    • ご使用のネットワークで、重複するコンピュータ名がないようにしてください。

デバイスコントロール

  • カメラデバイスは、デバイスコントロールでブロックされない。デフォルトでは、このようなデバイスに Windows エクスプローラを使用してデータを書き込むことはできません。

Sophos Client Firewall

  • (DEF 22335) 許可したアプリケーションが Sophos Client Firewall で一時的にブロックされる。

    ファイアウォールポリシーを適用すると、すべてのアプリケーションルールは一旦削除され、もう一度追加されます。この間に、新しいポリシーで許可されているアプリケーションが送信方向の接続を確立しようとした場合、新しいポリシーが完全に適用されるまでの間、ブロックされます。

テクニカルサポート

ソフォス製品のテクニカルサポートは、次のような形でご提供しております。

  • 「SophosTalk」ユーザー コミュニティ サイト (英語) (http://community.sophos.com/) のご利用。さまざまな問題に関する情報を検索できます。
  • ソフォス サポートデータベースのご利用。http://www.sophos.co.jp/support/
  • 製品ドキュメントのダウンロード。http://www.sophos.co.jp/support/docs/
  • メールによるお問い合わせ。ソフォス製品のバージョン番号、OS および適用しているパッチの種類、エラーメッセージの内容などを、support@sophos.co.jp までお送りください。

ご利用条件

Copyright © 2011 Sophos Limited.All rights reserved.この出版物の一部または全部を、電子的、機械的な方法、写真複写、録音、その他いかなる形や方法においても、使用許諾契約の条項に準じてドキュメントを複製することを許可されている、もしくは著作権所有者からの事前の書面による許可がある場合以外、無断に複製、復元できるシステムに保存、または送信することを禁じます。

Sophos および Sophos Anti-Virus は、Sophos Limited の登録商標です。その他記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。