SafeGuard Enterprise 8.0 リリースノート

常に最新の修正パッチを適用した最新版の SafeGuard Enterprise を利用し、機能、パフォーマンス、セキュリティを最新の状態にしておくことを推奨します。

SafeGuard Enterprise Service Release 8.0.5 に追加された機能

Windows クライアントパッチ 1804 は、SafeGuard Enterprise Client 8.0 および 8.0.4 に存在する一部のセキュリティ問題を修正します。このセキュリティ問題が、ローカルでの権限昇格に使用されることは理論的には可能です。

詳細は、SafeGuard 製品用の Windows クライアントパッチ 1804 を参照してください。

さらに、次の問題も修正されました。

  • 一部の状況で、SafeGuard Encryption ポリシーウィザードが表示されない
  • SafeGuard ファイルのフィルタドライバで発生したさまざまな問題の修正
  • 最新バージョンの Sophos Endpoint Security との互換性の問題
  • 他の細かい不具合の修正

このリリースには、パッチ「SGN 8.0.4 Windows クライアントの修正プログラムのロールアップ」も含まれていることに注意してください。

SafeGuard クライアントのセキュリティパッチをインストールする前に、最新の Windows セキュリティパッチをクライアントマシンにインストールすることを推奨します。Windows 7 を実行しているクライアントには必ず、最初にすべての Windows 用セキュリティパッチをインストールしてください。

すべての修正項目の一覧と詳細については、SafeGuard Enterprise Windows クライアントパッチ 1804 バージョン 8.00.5 を参照してください。

SafeGuard Enterprise Service Release 8.0.4 に追加された機能

本リリースのパッチ「Windows クライアントの修正プログラムのロールアップ」は、SafeGuard Enterprise Client 8.0 に存在する以下の問題を修正します。

  • ブルースクリーンやエラーメッセージが表示される原因となる SafeGuard ファイルのフィルタドライバに関する問題
  • SafeGuard Outlook アドインに関する問題
  • SafeGuard サービスの強制終了、ローカルキャッシュの破損、サービスの読み込みに関する問題
  • SafeGuard の資格情報プロバイダに関する問題(ユーザーによるパスワードの変更や、PIN の入力に影響を及ぼす問題など。)

この他に、SafeGuard BitLocker 管理も改善されました。

すべての修正項目の一覧と詳細については、SafeGuard Enterprise Client 修正プログラムのロールアップ バージョン 8.00.4 を参照してください。

SafeGuard Enterprise Service Release 8.0.3 に追加された機能

  • macOS 10.13 (High Sierra) への対応

このバージョンは、OS X 10.11、macOS 10.12、および macOS 10.13 に対応しています。

OS X 10.10 以前を使用している場合は、SafeGuard Enterprise 8.0.1 をインストールしてください。

SafeGuard Enterprise Service Release 8.0.2 に追加された機能

バックエンド

次の問題が修正されました。

  • SQL Server のパフォーマンスが著しく低下することがある
  • 複数の Active Directory のドメインをインポートした場合、まれに復旧できなくなる
  • 特定の状況下で証明書を更新できないことがある
  • Web Helpdesk による Mac OS X の復旧が実行できないことがある
  • Active Directory ユーザーのログイン名を変更すると、ユーザーオブジェクトが重複することがある
  • 軽微な不具合の修正

上記以外にも Mac OS X の復旧機能が複数改善されています。

SafeGuard Enterprise Service Release 8.0.1 に追加された機能

  • macOS 10.12 (Sierra) への対応

SafeGuard Enterprise 8.0 に追加された機能

Synchronized Encryption

SafeGuard Enterprise 8.0 には、Windows および OS X 用の新しい「Synchronized Encryption」モジュールが搭載されました。

  • アプリケーションベースの暗号化
  • 個別のファイルの HTML5 暗号化 (「ファイルのパスワード保護」)
  • 暗号化/復号化イベントの追跡
  • Microsoft Outlook アドイン (Windows のみ)
  • 鍵リングを Sophos Mobile Control 6.1 と共有 (モバイルデバイスに Sophos Secure Workspace 6.2 が必要)
  • デバイス暗号化の復旧鍵を Sophos Mobile Control 6.1 と共有
  • Sophos Endpoint Central や Sophos Mobile Control と統合してエンドポイントのセキュリティを向上 (感染エンドポイントにある暗号化鍵を削除可能)

バックエンド

  • MS SQL ツールなしで、データベースを作成
  • データベースの移行とスキーマの更新の自動化
  • 自動登録の改善
  • AD の初期インポートの自動化
  • セキュリティの向上 (「認証されていないユーザー」)

Windows と OS X

OS X での機能強化

  • Mac でのローカル鍵に対応:
    • ローカル鍵の作成
    • ローカル鍵のインポート
    • クラウドストレージでのローカル鍵の使用
    • マウントポイントで、ローカル鍵をデフォルト鍵として使用
  • Mac でのオーバーレイアイコンの表示
  • Mac 環境で Microsoft OneDrive と Microsoft OneDrive for Business に対応

システム要件

SafeGuard Enterprise をインストールする前に、必ず、使用しているシステムが最低限のシステム要件を満たしていることを確認してください。

全般

互換性の一覧表や、対応しているサードパーティ製ハードウェア/ソフトウェア、SafeGuard のリリース履歴については、SafeGuard のリリース情報サイトを参照してください。 (http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/112776.aspx)

互換性とアップグレード

このバージョンの SafeGuard Enterprise と、以前のバージョンやモジュールとの互換性については、次のサイトを参照してください。
http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/112780.aspx

記載される内容:

  • 本バージョンにアップグレードが可能な SafeGuard Enterprise のバージョン。
  • 互換性のある SafeGuard Enterprise Server と SafeGuard Enterprise Client の各バージョン。
  • SafeGuard Enterprise で対応している Microsoft SQL Server のバージョン。
  • SafeGuard Enterprise に移行可能な Sophos SafeGuard Easy のバージョン。

キーボードのレイアウト

Power-on Authentication で利用できるキーボードのレイアウトについては、次のサイトを参照してください。
http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/112782.aspx

トークンとスマートカード

SafeGuard Enterprise で利用できるトークンとスマートカードについては、次のサイトを参照してください。
http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/122704.aspx

標準のオペレーティング システムに対応するトークン/スマートカード ミドルウェアを使用するには、ミドルウェアのメーカーの使用許諾が必要です。ライセンス取得方法の詳細は、次を参照してください。
http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/116585.aspx

ウイルス対策ソフトウェア

このバージョンの SafeGuard Enterprise との互換性評価テストが実施済みの商用ウイルス対策ソフトウェアの一覧は、次のサイトを参照してください。http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/122335.aspx

インストール

新規インストールを行う際は、SafeGuard Enterprise Install Advisor ツールの使用をお勧めします。画面の指示に従ってインストールを行います。(製品ディレクトリ内にあります。)

SafeGuard Enterprise 管理者ヘルプ」のインストールに関するセクション、および「SafeGuard Enterprise インストールに関するペストプラクティス ガイド」(英語) 参照することを推奨します。

既存の問題点

このバージョンの既存の問題点は次のサイトを参照してください。オプションを正しく設定しないと、予期しない動作が発生することがあります。http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/122335.aspx

テクニカルサポート

ソフォス製品のテクニカルサポートは、次のような形でご提供しております。

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