エンドポイント

Sophos Enterprise Console 5.3.1 リリースノート

2015年 8月

このバージョンの新機能

修正された問題点

  • (ONPREM-371) 「 ロールとサブ管理サイトの管理」ダイアログで、ドメインローカルグループや Active Directory のネストされたグループを、ロールベースやサブ管理サイトに割り当てようとすると、エラー「ユーザーはサブ管理サイトに割り当てられていません」が表示される。

    ロールベースの管理およびサブ管理サイト機能は、ドメインローカルグループや Active Directory のネストされたグループにも対応するようになりました。新機能はデフォルトで無効になっています。詳細情報、および新機能を有効化する方法の詳細は、サポートデータベースの文章 122529 を参照してください。

その他の変更点

Windows 10 への対応

このリリースでは、Windows 10 コンピュータは Sophos Enterprise Console で 「Windows 8」としてレポートされます。しかし、保護や管理は通常どおり実行することができます。ソフォス製品の Windows 10 の対応状況の詳細は、サポートデータベースの文章 122521 を参照してください。

最新の SQL Server サービスパックへの対応

Sophos Enterprise Console 5.3.1 は、最新の SQL Server サービスパックに対応するようになりました。対応する SQL Server のバージョン、エディション、およびサービスパックの一覧は、http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/113278.aspx を参照してください。

製品サポート終了

  • Sophos Control Center の製品サポートは終了しております。Sophos Control Center から直接 Sophos Enterprise Console 5.3.1 にアップグレードすることはできません。詳細については Enterprise Console 5.3.1 へのアップグレードを参照してください。
  • Sophos Enterprise Console 4.5、4.7、5.0 の製品サポートは終了しております。Sophos Enterprise Console 5.1 および 5.2.0 の製品サポートは 2015年 12月末に終了する予定です。

製品サポート終了についての詳細は、http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/119147.aspx を参照してください。

システム要件

対応する OS と SQL Server のバージョン

オペレーティングシステムの要件と対応する SQL Server のバージョンについては、http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/113278.aspx を参照してください。

対応する SQL Server のバージョン (SQL Server 2005 Express 以降) がインストールされていない場合は、Enterprise Console のインストーラによって、自動的に SQL Server 2008 R2 Express Edition サービスパック 1 (SP1) のインストールが開始されます。

その他のソフトウェア要件

インストーラによって自動的にインストールが開始されるソフトウェアは、次のとおりです (インストールされていない場合)。

インストールが必要なソフトウェアは次のとおりです。

  • 最低 Internet Explorer 7 以降

必要なシステムソフトウェアのインストールについて、詳細は Enterprise Console のスタートアップガイドを参照してください (http://www.sophos.com/ja-jp/support/documentation/enterprise-console.aspx)。

ポート要件

Enterprise Console では特定のポートを開けておく必要があります。詳細は、http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/38385.aspx を参照してください。

ハードウェア要件

ハードウェアの要件については、次のサイトを参照してください。http://www.sophos.co.jp/support/knowledgebase/article/118635.html

注:Sophos Enterprise Console に最低限必要な画面の解像度は、1280 X 800 ピクセルです。

Enterprise Console 5.3.1 へのアップグレード

Enterprise Console 5.3.1 へ直接アップグレード可能なバージョンは、次のとおりです。

  • Enterprise Console 5.3.0
  • Enterprise Console 5.2.2
  • Enterprise Console 5.2.1 R2
  • Enterprise Console 5.2.1
  • Enterprise Console 5.2.0
  • Enterprise Console 5.1
  • Enterprise Console 5.0

Enterprise Console 4.x や Enterprise Manager 4.7 を使用している場合は、2段階に分けてアップグレードする必要があります。まず、Enterprise Console 5.1 にアップグレードし、その後 Enterprise Console 5.3.1 にアップグレードしてください。

Sophos Control Center 4.0.1 または 4.1 を使用している場合、2段階に分けてアップグレードを実施する必要があります。サポートされる手順は次のいずれかです。

  • Enterprise Console 5.1 にアップグレード後、Enterprise Console 5.3.1 にアップグレードする。
  • Enterprise Console 5.2.2 にアップグレード後、Enterprise Console 5.3.1 にアップグレードする。
注:または、Sophos Cloud を使用してコンピュータを管理することもできます。Sophos Cloud に関するよくある質問とその回答 (FAQ) は、 サポートデータベースの文章 119598 を参照してください。Sophos Cloud へ移行する方法については、サポートデータベースの文章 122264 を参照してください。

その他のアップグレード方法についてくわしくは、サポートデータベースの文章 119105 を参照してください。

Enterprise Console の以前のバージョンのインストーラは、次の Sophos Enterprise Console のダウンロードページから入手できます。(http://www.sophos.com/ja-jp/support/downloads/console/sophos-enterprise-console.aspx)

注:Enterprise Console 5.2.1、5.2.1 R2、5.2.2、または 5.3.0 をアップグレードする場合、データベースのコンポーネントを変更する必要はありません。詳細は、サポートデータベースの文章 121956 を参照してください。

これより前のバージョンをアップグレードする際、データベースのインストールスクリプトを手動で実行してソフォスのデータベースをアップグレードする場合は、サポートデータベースの文章 116768 を参照してください。

Enterprise Console とツールのバージョンの互換性

以下の表は Enterprise Console の各バージョンと互換性のある Enterprise Console のツールのバージョンの一覧です。

Enterprise Console のツールは、次のサイトよりダウンロードできます。 https://www.sophos.com/ja-jp/support/downloads.aspx

表 1:Enterprise Console とツールのバージョンの互換性
Enterprise Console Reporting Interface Reporting Log Writer Virtualization Scan Controller
5.3.1 * 5.1 2.0
5.3.0 * 5.1 2.0
5.2.2 * 5.1 2.0
5.2.1 R2 * 5.1 2.0
5.2.1 * 5.1 2.0
5.2 * 5.1 2.0
5.1 5.1* 5.1 1.0

* バージョン 5.1 以降、Reporting Interface のデータベースオブジェクトは Enterprise Console のデータベースの一部としてインストールされます。また Sophos Reporting Interface のダウンロードページ上のスタンドアロン版インストーラには Reporting Log Writer のみが含まれます。

重要:これよりも古いバージョンの Enterprise Console を使用しており、Reporting Interface を別にインストールした場合は、Reporting Interface をアンインストールしてから SEC をアップグレードしてください。

既存の問題点および制限事項

インストール

  • (DEF56407) 分散型インストール: 適切なネットワークプロトコルが有効になっていない環境にデータベースのインスタンスがある場合、Sophos Management Service が起動しない。

    Enterprise Console の分散インストール (SQL Server が別のサーバーにある場合) では、データベースのインスタンス「SOPHOS」が PureMessage for Microsoft Exchange によって作成された場合、または選択した SQL Server のインスタンスで TCP/IP プロトコルが無効になっている場合、Sophos Management Service が起動しないことがあります。

    この問題の回避策として、次を実行してください。

    • Sophos Enterprise Console と PureMessage を同一のマシンにインストールする場合は、はじめに Sophos Enterprise Console をインストールするようにしてください。
    • PureMessage for Exchange がコンピュータに既にインストール済みの場合、または別のサーバーにある Microsoft SQL Server 2005/2008 データベース (リモートデータベース) を使用していて問題が発生した場合は、Microsoft SQL Server 構成マネージャを使用して、データベース インスタンス用の TCP/IP プロトコルを有効にし、また SQL Server Browser サービスを起動してください。

アップグレード

  • (DEF87597) Enterprise Console 5.1 から Enterprise Console 5.3.1 へアップグレードする際、管理サーバーのアップグレード中に、2人目のユーザーが、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) を使用してサーバーに対話的にログオンすると、暗号化機能に関連したレジストリキーとファイルが誤って削除されてしまうことがある。アップグレード中は、サーバーへのログオンは 1ユーザーのみとすることを強く推奨します。

    アップグレード中に他のユーザーがサーバーへログオンしないようにする方法について、詳細は http://support.microsoft.com/kb/186504 を参照してください。

  • (WKI79868) Sophos Enterprise Console 5.0 を Sophos Enterprise Console 5.3.1 にアップグレードした直後、「パッチ評価 - イベントビューア」に何も表示されない。パッチに関するデータは、次回予定されていたパッチ評価で、未適用のパッチがあるかコンピュータが評価された後に、「パッチ評価 - イベントビューア」に表示されます。(パッチ評価の頻度は、パッチ ポリシーで設定可能で、「8時間ごと」、「毎日」(デフォルト)、または「毎週」に指定できます。)

    この問題は Enterprise Console バージョン 5.1 以降から Enterprise Console バージョン 5.3.1 へアップグレードする際には発生しません。

Enterprise Console のアップグレードに関する問題の詳細は、http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/114627.aspx を参照してください。

展開

  • (DEF84838) Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、または Windows Server 2012 R2 で実行している Enterprise Console 5.3.1 を使って、ワークグループにある Windows 8 および Windows 8.1 コンピュータを保護できない。

    インストールを成功させるための作業についての詳細は、http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/118354.aspx を参照してください。

全般

  • (DEF90191) 日本語または中国語版 Windows Server 2012 で、「レポート」ウィンドウで「グラフ」タブを選択すると、Enterprise Console が強制終了する。回避策: 代わりにレポートのスケジュール設定を使用してください。
  • (DEF82914) ユーザーが任意に定義したデスクトップメッセージは、Windows 8 コンピュータでは表示されない。詳細は http://www.sophos.com/ja-jp/support/knowledgebase/118233.aspx を参照してください。
  • (DEF58871、DEF58872) コンピュータを検索したり、Active Directory と同期をとる際、Enterprise Console は、重複する名称のコンピュータ複数を区別せず、コンピュータが所属するグループを繰り返し切り替えることがある。これは、異なるドメインやサブドメインに、重複する名称のコンピュータが複数存在する場合に発生することがあります。

    この問題の回避策として、次のいずれかを実行してください。

    • Enterprise Console でコンピュータの検索を実行する前に、同じ名称のコンピュータすべてで、Sophos RMS (Remote Management System) がインストール済みで、稼働していることを確認します。

      名称が同じコンピュータを含む Active Directory グループの同期はとらないようにしてください。各コンピュータは手動で管理してください。

    • ご使用のネットワークで、重複するコンピュータ名がないようにしてください。

データコントロール

データコントロールの制限の詳細は、http://www.sophos.com/en-us/support/knowledgebase/63016.aspx を参照してください。

フルディスク暗号化

  • (WKI93313) コンソールからエンドポイントを削除すると、再度エンドポイントを保護しても、暗号化の復旧が実行できなくなる。

    回避策: 暗号化済みエンドポイントをコンソールから削除しないでください。

追加情報

管理対象のエンドポイントソフトウェアのリリースノートや他のドキュメントは、以下のリンク先を参照してください。

Sophos Reporting Interface を使用する前に、「Sophos Reporting Interface ドキュメント」を参照してください。

ソフォスの製品ドキュメントは次のサイトから入手可能です。www.sophos.com/ja-jp/support/documentation.aspx

テクニカルサポート

ソフォス製品のテクニカルサポートは、次のような形でご提供しております。

ご利用条件

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